登山口となる豊羽はかつて重金属が採掘されていた鉱山があったのだが今は廃墟となり事務所のみが残っている。駐車スペースは3~4台くらいしかなく道路は両側に路上駐車で溢れていた。その日、出会った登山者はざっと30人くらい。その7割がツボ足登山者であった。
我々スキーチームはまず、千尺高地まで2時間、さらにムイネ山頂上までは平坦な尾根を2時間。
方道8㎞のルートは長い。
当初の天気予報は雨だったのだが、前日の予報で晴れに変わる。
昼ころには高曇りの空に変わってしまったが、眼前の羊蹄山を始めニセコや積丹の山々、札幌の街まで見渡せる。
頂上から一端、ザラメで締まっている南斜面を滑り降りる。どこまでも滑って行きたい衝動を抑えて中間部で停止。ここから東斜面を約1.5㎞斜滑降。頂上稜線から張り出す雪庇の下を大トラバースしてドロップポイントまで移動。
どうやら日射がない分、雪が締まっている。
エッジが程よく食いつくザラメの大斜面に思い切りカービングターンが決まる。
サイコーのザラメを味わい、余韻は残るるがシールを貼りなおして稜線まで登り返しだ。
元山分岐からは平坦な斜面を千尺まで滑り込み
あとは黄砂と散らばった枝を踏みつけながら登山口まで滑り込む。総行程16㎞、春山ならではロングトレイルでした。
こちらは前々日のツアー写真。
15㎝のパウダーでした。
久々のK村さん、かっこいいね!
連休後半は雨が続くようで…
運を使い切ったったかな?