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黒岳

札幌を朝6:30に出発。

高速道央道は乾き、順調に3時間弱で層雲峡ロープウェイ黒岳山麓駅に到着。

気温はマイナス2℃と暖かい。

 

駅舎に入ると見知った顔が何人かいて言葉を交わす。

 

ロープウエイ、リフトと乗り継いで黒岳7合目標高1520mへ。

ここからシールを貼り標高1984mの山頂を目指す。

 

初すべりを待ちわびたスキーヤーたちがリフト沿いのコースをかっ飛ばしている。

さすがにこの時期に黒岳に滑りに来るスキーヤーたちのレベルは高い。

 

昨夜からの降雪はふわふわの新雪30㎝ほど。

先行者のトレースを追いかけジグザグを繰り返す。

ストックが時々、ガリっと下地のアイスバーンに当たるのが多少の気がかりだが

時折、太陽も顔を出し我々の前途は明るい。

9合目を過ぎる頃、先行していたボーダーたちが次々と上から滑り降りてくる。

前方にまねき岩が見えて来る頃から硬くなってきて難儀する。

スキーをザックに取り付けツボ足でキックステップを刻みながら直登する。

頂上直下で2本目を滑り出そうとしているスキーヤーに声をかける。

「どうだい?」「けっこうがりがりですよ」と…。

 

準備OK!滑り出すと確かに当たる!

ガツンと来る!

にしてもPowderだ!

さすが大雪山、さすが黒岳!

ぶわ~と行ってガツンとあたる。

を繰り返しながら300mほど滑り込み、シールハイクアゲイン。

やぶの隙間を縫いながら登り返し、再び猫の額ぐらいのオープンを繋ぎながら

7合目まで滑り込む。

ん~、それなりにいいじゃないか!

新雪よ、ありがとう!

さすが黒岳!

 

5合目まで滑り降り、麓まではロープウエイで下山。

 

もう少しあったら100点、それでも今日も80点!

 

皆さま、順調なシーズンインとなりました。